関数の利用

前回はモンテカルロ法による円周率の導出を行いました。
しかし一つのプログラムの中で何度も円周率を求める場合、その度にモンテカルロ法のコードを打ち込むのは手間が掛ります。
そこで関数を利用すると一つのモンテカルロ法のコードを使い回す事ができ、効率よくプログラムが作れます。

関数は

function 関数名 (引数) {
行う処理
return;
}

という形で用います。

関数名はそのとおり関数の名前でプログラム中に関数を呼び出すときに用います。
引数は関数を呼び出した際に呼び出したコードから関数に渡す値です。
returnは関数の終わりを表します。


今回は前回のモンテカルロ法を関数にしました。
Monteという名前の関数に試行回数aを引数として渡して、関数内のモンテカルロ法によって円周率を導出するプログラムです。



関数Monteを２回呼び出すことで円周率の比較ができます。