fc2ブログ

記事一覧

HDDの調子が悪いときの個人的な方針

先日調子の悪いHDDからデータを引き出す作業を行いましたのでその作業の方針をまとめます。
これは私個人の方針であり、また全ての場合に対応できるわけではありません。
具体的なツールやソフトウェアの名前は出していませんがこの記事はあくまで方針をまとめたものですのでご了承ください。

HDDの調子が悪かったり不良セクタが発生するとHDDのアクセスやソフトウェアの起動や操作に時間が掛ります。
時間があるときにこれらの作業を行うといいでしょう。



何とかHDDが動いてファイルにアクセスできる場合

・データのバックアップを取る
HDDにアクセスできるのなら、まずは必要なファイルのバックアップをとります。
もちろん日頃から大切なデータをバックアップを取るといいでしょう。

・システムイメージを作成する
システムイメージとは現在用いているドライブ情報を全てまとめたものです。
これを作成して新しいHDDを用いて復元すればイメージファイルを作成した時点の環境がそのまま再現されます。
定期的に作成しておくと安心です。



HDDにアクセスできない場合(作業用に別のPCが必要)

・ディスクのクローンを作成する
HDDに不良セクタなどが発生している場合、通電や機械的な動作などが行われる度にHDDの故障が広がっていく可能性があります。
またファイルの復元作業などはHDDに負担が掛る場合があります。
さらにパーティションの復元など不可逆的な作業を行う場合もあります。
そうしたとき新しいHDDでクローンを作成してそれを用いて作業をすればそれぞれのリスクを抑える事ができます。
場合によってはクローンのHDDをそのまま用いることもできます。
ただし不良セクタがあるHDDはそのままクローンを作成できないので不良セクタを無視できる方式(セクタバイセクタ)で作成する必要があります。

・データ復元ソフトウェアを用いる
HDDにアクセスできなくともHDD自体を認識している場合、データ復元ソフトを用いれHDDの中身にアクセスできるかもしれません。
ただし前述したようにHDDに負担が掛る可能性がありますのでまずはクローンを作成してそれで試すのがいいでしょう。
元のHDDで復元する場合は不良セクタなどがある場合かなり時間が掛ります。

・パーティションの復元を行う
パーティションの情報が損なわれてデータが取り出せない場合があります。
そのときにパーティションを復元すれば再びアクセスできるようになるかもしれません。
ただしパーティションの書き換えは元に戻せないのでクローンを作成して試すといいでしょう。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

memomemoprobe1

Author:memomemoprobe1
FC2ブログへようこそ!

カウンター