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SSDの種類

現在ストレージの主流となりつつあるSSD(Solid State Drive)ですが様々な種類のものが登場しています。

SSDはNAND型フラッシュメモリが用いられています。これはSSDを構成する記録素子に電荷を与えて、その電位の高さを用いてbit単位で情報を保存するものです。
HDDと比較してSSDはモーターなどの機械機構が無く電子的なやり取りでデータの書き換えを行うので機構による故障が少なく静かでアクセス速度が速いですが、書き換えに用いる記録素子の書き換え可能回数に上限があります。またHDDと比べてデータの保持時間が短いです。特に高温で無通電状態だとデータが保持できなくなる可能性があります。
ただ一般的に使うのであれば十分な期間に渡ってSSDを用いることができるでしょう。



記録素子に何通りの情報を保存するかでSSDのタイプは以下のように分かれます。

・SLC型 (Single Level Cell)
記録素子1つに1bitのデータを保存するタイプです。1bitですので2通りの情報を扱います。
電位の高さを"Hi"と"Low"2通りのみで区別するのでアクセス速度と信頼性、書き込み可能回数が高い代わりに情報を多く保持できません。
製品としては低容量で高額で主に企業など信頼性を重視する場合に用いられるようです。

・MLC型 (Multi Level Cell)
記録素子1つに2bitのデータを保存するタイプです。2bitですので4通りの情報を扱います。
電位を4種類に区分してデータを保持しますがSLC型と比べるとアクセス速度と信頼性、書き込み可能回数が下がります。その代わりに扱える情報の量は増えます。
製品としてはハイエンドユーザー向けと言えるでしょう。

・TLC型 (Triple Level Cell)
記録素子1つに3bitのデータを保存するタイプです。3bitですので8通りの情報を扱います。
電位を8種類に区分してデータを保持しますがMLC型を比べるとさらにアクセス速度と信頼性、書き込み可能回数が下がりますが、扱える情報の量はさらに増えます。
このTLC型が登場したことでSSDの低価格化と大容量化が進みました。現在では主流のものと言って良いでしょう。

・QLC型 (Quad Level Cell)
記録素子1つ4bitのデータを保存するタイプです。4bitですので16通りの情報を扱います。
最近になって登場したタイプでTLCよりも大容量で低価格ですがアクセス速度と信頼性、書き込み可能回数は低いのではないかと予想されます。
今後の技術の進歩によって十分な速度や耐久性が獲得できればこちらが主流になるかもしれません。



SSDに3Dと表記されるものがありますがこれは記録素子を立体的に積み上げて記録容量を増やしているもので、3D NANDと呼ばれる技術を用いています。
記録素子を細分化せずに容量を確保できるので性能や信頼性を高めることができます。また記録素子を多層化するとアクセス速度低下が起こりますが、現在では十分な速度が維持できています。
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コメント

勉強になりました

僕の拙いブログにお立ち寄り頂きありがとうございます。
SSDの知識など全くありませんでしたが、早いという情報だけでノート・パソコン2台をSSDのものに買い換えました(中古ですが)みな同じだと思っていたSSDにもこんなに沢山種類があることに驚きました。僕の使っているLet’s NoteのSSDの外蓋を確かめらたら 3DNAND となっていましたが、タイプの記載は確認できませんでした。
メカ音痴の僕ですが、フォローさせて頂き今後も勉強したいと思います。
宜しくお願いいたします。

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