データをまとめて扱う配列ですが、配列にさらにデータを追加や削除をすることもできます。
今回は配列に要素を追加、削除するメソッドについて記していきます。
当たり前ですが要素の追加や削除を行うと配列の要素の数が変わりますので、要素の数を参照にする場合には注意してください。
要素を追加するメソッド
・unshift
このメソッドは配列の先頭に()内の引数を配列の要素として追加します。
引数は複数指定できます。
書式は以下の通りです。
配列の名前.unshift("引数");
・push
このメソッドは配列の末尾に()内の引数を配列の要素として追加します。
引数は複数指定できます。
書式は以下の通りです。
配列の名前.push("引数");
要素を削除するメソッド
・shift
このメソッドは配列の先頭の要素を削除します。
書式は以下の通りです。
配列の名前.shift();
・pop
このメソッドは配列の末尾の要素を削除します。
書式は以下の通りです。
配列の名前.pop();
・delete
このメソッドは配列の任意の場所の要素の中身を削除します。
書式は以下の通りですが上記のメソッドとは書式が異なります。
delete 配列の名前[削除する要素の順番];
要素の中身だけを削除するので配列の要素の総数は変わりません。
要素を操作するメソッド
・splice
このメソッドは配列の要素の削除を行い、その後要素の追加を行い配列の内容を操作するメソッドです。
配列の途中に要素を追加削除するのに用いることが多いです。
書式は以下の通りです。
配列の名前.splice(操作を始める要素の順番,削除する要素の数,追加する要素);
第1引数で指定した順番の要素から第2引数で指定した数の個数の要素を削除して第3引数にあたる要素を追加します。
要素は複数追加でき第4引数、第5引数として指定します。
要素の削除のみを行いたいときは第3引数を省略します。
要素の追加だけを行いたいときは第2引数を0にすれば削除することなく要素を追加できます。
このスクリプトは配列["1","2","3","4","5","6"]をそれぞれのメソッドで要素の追加、削除を行っています。
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